専門的な能力が必要とされる

外資系企業で求めらえる能力とは、即戦力です。そのため、中途採用も積極的に採用される傾向がありますが、同時に実力主義を掲げている企業がほとんどであるため、ほかの人にはない技術、専門的な技術や能力を有していることが必要となります。マーケティングや営業、総務などといった様々な部署を渡り歩いてジェネラリストとして活躍していた人よりもひとつの分野を極めているスペシャリストの方が求められているでしょう。エンジニアであるならばエンジニアとしての仕事を長くやり、技術を磨き上げてきた人が採用されやすい傾向です。そのため、外資系転職を希望する場合には、様々な能力を有しているということを示すよりも、ひとつの分野に特化していることを示すとよいです。

英語力・トラブル対応力

外資系転職で必要となる能力として英語力を想像する人は数多くいます。もちろん、英語の能力は必要ですが、ネイティブのようにスムーズに英会話ができなかったとしても、絶対に採用されないというわけではありません。それよりも求められる能力があり、それがトラブルに対する対応力、臨機応変に物事に対応することができる能力です。外資系企業というものは、比較的失敗に対しては寛容な姿勢を示します。しかし、失敗してそのままにしていることに対しては厳しいです。失敗を挽回し成功につながる行動をとれる能力こそが、即戦力へとつながると考えているからです。そのため、外資系企業への転職を考えている場合には、そのような経験談を語るとよいでしょう。